主人公の宿に逗留することになる女の娘。
10年前の夏、療養のために薬院別荘に一月ほど逗留していた。
主人公とは、その時仲良くなった。
つまりは幼馴染だが、主人公はその時のことをよく覚えていなかったりする。
普段は優しく、何の問題もない性格。
だが、ストレスが許容を越えると尋常でないキレかたをすることがある。
朱矛へやってきたのは主人公と10年前に交わした約束を果たすため。
だが、主人公はそのこともよく覚えていなかったりする・・・。

主人公の宿に逗留することになる女の娘。
夏生に誘われて朱矛へとやってきた。
夏生とは高校からの付き合いで、現在も同じ大学の史学部に在籍している。
気分屋を絵に描いたような性格。
よほど人間が出来ていないと付き合うのに苦労するだろう。
歴史マニアであり、朱矛の歴史と伝説についてのレポートを書くために夏生の誘いに乗った。

薬院別荘の仲居さん。
幼い頃に両親を亡くしたため、主人公の両親に引き取られて育てられた彼女は、主人公の姉のような存在。
母性が強く、非常に面倒見のいい性格。
ややブラコンの気がある。
宿の従業員は彼女しか残っていないので、諸事については彼女と二人だけで切り回していくことになる。

学生の頃に主人公とつきあっていた女の娘。
海里とは小学校に上がる前から付き合いのあった幼馴染でもある。
だが、ささいなことから喧嘩別れし、そのまま現在に至る。
兵主神社の孫娘で、夏休み中は神社で巫女のバイトをやっている。
快活かつさっぱりとした性格。主人公と同レベルの楽天家だったりする。

薬院別荘の近所に住んでいる。
主人公に非常になついており、妹のような存在。
今回の帰省を一番喜んでいるのは彼女である。
明朗快活すぎる性格で、思考より行動が先決するために様々なトラブルを起こしてくれる。
で、その後始末をするのは主人公だったりする。

主人公の宿に逗留することになる女の娘。
夏生に誘われて朱矛へとやってきた。
夏生とは小学校からの付き合いで、姉的存在。
現在も同じ大学の先輩後輩の間柄である。
面倒見が良く、姉御肌な性格。
外見も性格も男勝りな部分が多い。
朱矛へやってきたのは、今抱え込んでいるあるトラブルから身を避けようと考えていたところに夏生からの誘いがあったから。